2021.11.12有機農業の日とは?
こんにちは、有機農業者支援事務局です。
毎年12月8日は土と緑を愛する日、有機農業の日(オーガニック・デイ)ということをご存知でしょうか?
近年、有機農業の裾野が広がるにつれて、消費者サイドの中には有機農業に対する誤った認識を持つ方もいます。
例えば、消費者の中には「有機野菜は農薬を一切使用しないで栽培されている」ということや「有機野菜は安全、安心である」などです。
実際には、有機JAS規格で使うことが認められている農薬もいくつかあり、有機JAS規格は「自然や環境に配慮した農業をしよう」という目的のもとで作られているものです。
適切に有機農業に取り組む農家でもあらぬ誤解で販売できなかったり、クレームを受けたりするケースもあり、有機農業の技術ノウハウの蓄積も重要であるが、消費者に対しても有機農業の大変さを含めた真実を知ってもらう啓蒙活動も重要となってきます。
有機農業の日とは
12月8日=「有機農業の日(オーガニック・デイ)」
有機農業推進法の成立・施行から10周年を記念し有機農業の普及に携わるさまざまな団体によって構成された「農を変えたい!全国運動関西地域ネットワーク」により制定されました。自然と調和した安心・安全な有機農業を行政とともに地域ぐるみで推進していくことを目的に、2016年、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
農業の未来は、私たちのミライ
「有機農業の日」には、これまで培われてきた有機農業関係者の協力をより一層強めることはもちろん、「生産者」も「消費者」も、そしてそれを「つなぐ人」にとっても、農業の大切さを共感できる場にして欲しい、また同時に農業の未来について考え、アクションをおこす節目の1日にしてほしいという思いが込められています。
有機農業の日(オーガニック・デイ)への参加
有機農業の日を盛り上げていくため、様々なイベントが企画されています。
過去のイベント開催の実績
オーガニックフォトコンテスト・インスタライブ・オーガニックマルシェ・勉強会・オンラインサロン・トレインツアー等多数実施。
今年度のイベント
・「みんなのオーガニックフォト&ムービーコンテスト2021」 詳細はこちらから
12月8日の「有機農業の日(オーガニックデイ)」を記念し、オーガニック食品が当たる「みんなのオーガニックフォト&ムービーコンテスト2021」をInstagramにて開催中。(2021年12月31日応募締切)
オーガニックっていいなあ、と思ってもらえるような、美味しそうなお料理やユニークな野菜、にぎやかでたのしい食卓、泥んこの農作業風景、虫や動物たちの姿、etc… あなたの暮らしのそばにある、等身大のオーガニックを見せてください。
応募は簡単、Instagramで有機農業の日 公式アカウントをフォローして、「# オーガニックデイ2021」をつけて写真または動画(リール含む)を投稿するだけ。応募資格は一切なし。世界中からどなたでも参加可能です。優秀作品には、各種プレゼントをご用意します。
消費者にとっては、有機農産物やオーガニック食品はスーパーで時々見かけるものの、認知度とは裏腹にその内情は多くの人には認識されていないのが現状です。このようなイベントを活用し、消費者へのアピールと理解増進に繋げてみてはいかがでしょうか。