2023.03.15認証取得に向けた先行事例(1)
有機農業者支援事務局です。
今回は有機JAS認証を実際に取得した生産者の方へ認証取得で苦労した点や販路確保等、これから取得しようと考えている方が気になるであろうポイント”認証取得後の今”についてお話を聞いてきました。
認証取得へ向けた参考にして頂ければと思います。
けんちゃんファミリー農園
一般の市場で高単価で売るためには必須なので、ぜひ取得を目指して下さい。
けんちゃんファミリー農園さん
農園の様子
- 就農地:和歌山県橋本市 ・経営規模:150a
- 就農年:2018年 ・栽培品目:人参、大根、エンドウ他
- 有機JAS認証取得年:2021年 ・労働力:2名
なぜ有機JAS認証を取得しようと考えたのですか?
高価格での販売、大手の販売店での取り扱い、販路の拡大、輸出まで見込み認証取得へ動きました。
認証取得でどんな点に苦労しましたか?
提出書類の作成と有機的管理の実践には苦労しました。
認証取得費用・維持費はどの程度ですか?
認証取得費:8万円程度 年次検査費:8万円程度
収穫商品の様子 photo by けんちゃんファミリー農園
有機JAS認証を取得する前と後では経営に変化はありましたか?
有機JAS認証を生かすために売り先を選ぶようになりました。生産物の品質も最高の品質で作っている自負をもちながら、考えるようになっています。
どういった販路をどのように確保しましたか?
インターネットで検索し、飛込み営業で販路を増やしています。
販売先での様子 photo by けんちゃんファミリー農園